【PRの勝利】「歴史に学ぶくらいならワンピースを」の記事をPR視点で読み解いてみる
こんにちは、良好ミントです。
おとといくらいに流れてきたニュースを、プロモーション、PR的な視点で見てみたいと思います。
↓この記事です↓
ヘッドラインは「歴史に学ぶくらいならワンピースを」。非常にインパクトが強く、しかも誰もが知ってる漫画作品『ワンピース』を入れることで、多くの人の興味を引くような言葉に設計されています。
ぼくはこの本自体は読んでませんが、記事を読む限りその内容にワンピースは登場せず、世に蔓延る歴史の”陰謀論”に警鐘を鳴らす内容なようです。とても面白そうな内容ですが、Yahoo!のトップに来るようなキャッチーな内容でもないかな、と思います。それを、このインタビュー記事によって、一気にYahoo!トップまで押し上げている。多くのワンピースファンは、この記事をクリックしたのではないでしょうか。
筆者の主張は要するに、歴史に物語を求めすぎるのは危険だ、ということ。そのうえで、物語がほしいなら「ワンピースやスラムダンクを読んでください」と言ってるんですね。
一切嘘をつかず、本の内容や筆者の主張をきちんと汲みながら、世の中の関心を得られるようなニュースをつくる。これぞ、PRの勝利だな、と。
ウェブニュースのヘッドラインは誇大な表現で、中身を見てみると大したことを書いてない、ということも多い中で、この手法はとても上手だなと思いました。
今後も、いろんなものを広告視点で読み解いてみようかなと思います。
それではまた。
み